セイバーメトリクス・データ・統計・確率




[0] セイバーメトリクス・データ・統計・確率

投稿者: SABRmetrics 投稿日:2019年 2月11日(月)10時41分55秒 

タイトル通り





[59] Iso P値の球団別比較

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月24日(水)20時19分36秒  返信

今年はまだ、試合数が少ないので、2018年のデイタから。
      Iso P   長打率  打率
広島    0.169   0.431  0.262
横浜    0.165   0.415  0.250
讀賣    0.146   0.403  0.257
ヤクルト  0.136   0.402  0.266
中日    0.115   0.380  0.265
阪神    0.108   0.361  0.250

広島横浜は、Iso Pの平均値が、0.16
更にパの2強は、Iso Pが平均値で0.18レヴェルに達している。

タイガースの場合、両ヴェテランが、0.17前後でトップとして君臨している。

過去に一時期とはいえ実績を残した中谷、陽川は、最盛期なら、0.20~0.25という値を記録しているから、希望は持てるのだが、しかし持続できない。
大山も、0.17前後に落ち着いてきているから、長打力でタイガースの上位にいるとはいえ、他の球団なら、平均を少し上回る程度。

何度もいうように、甲子園はナゴヤと並んで、長打に関してPFが低いから、その分不利とはいえ、Iso P値をみると、編成面で深刻な状態が何年も続いていることが浮き彫りになる。

Iso Pは、打撃面で安定するまでは、上昇の余地があるが、いったんそこに達すると長年変動しない(毎週のように上下変動する打率とはかなり違ったスタッツ)。
打者の一つの能力指標。
今のタイガースの長打者候補者たち、ある程度の(そして的を外さない)長期培養をやらないと、開花を逃してしまいそうで、心配。

例えば大山、4番に据えることが効果的な育成方法だとは思えないのだが。



[58] 出塁率とIso D

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月24日(水)14時10分21秒  返信   編集済

これは、トラバクさんも本スレで説明しているから、あまり必要ないのだが・・・

再び50打席前後を最低条件に、出塁率とIso D(選球眼の指標)とを見てみる。

出塁率順に
    出塁率  Iso D
梅野  0.423  0.048
糸井  0.417  0.104
中谷  0.327  0.094
近本  0.321  0.028
糸原  0.319  0.090
福留  0.313  0.074
大山  0.312  0.053
北條  0.294  0.151
セ・リーグの6ティーム平均の出塁率が、0.33ぐらいなので、出塁率の良い打者というのは、最低0.360以上は欲しいだろう。現時点のセ・リーグ規定打席到達打者でのランキングトップの数字を見ておくべきなのだが、もう深夜なので後程で許してほしい。

ここで、トップの梅野だが、一方IsoDは、わずか0.048でしかない。
打率、Iso P、Iso Dが、それぞれ相関係数がほとんどゼロに近い独立の数字であることは、統計的に以前証明しておいた。この3つは、打者の違った能力の指標とみてよい。そして、その中で、Iso DとIso Pとが、生涯を通して大きく変動はしないのに対し、打率は、同一打者でシーズン中でも、シーズン同士の比較でも、変動がとにかく大きい。

誰でも知っているスタッツであるが、打率は実は不思議なスタッツだと思う。
一体どこまでが能力で、どこからが確率的変動なのか?
もちろん、打者固有の打率回帰値も存在するから、固有能力が含まれていることは間違いないが、しかしそれにしては変動が大き過ぎる(部分は、確率的変動なのだろう)。
一体何を見ているのか?


だから、IsoDの小さな打者(つまり、出塁率に占める打率の割合が大きい打者)は、出塁率の変動が大きくなる。
安定して出塁できないということ。
今の梅野は、打撃がスランプになったら、出塁がガクンと落ちるだろうから、上位打者、特に先頭を任せることはできない。下位で、例えば今の近本の前にするか、隠れ一番的九番(それでも、打率が落ちてきたら出塁率も落ちる。ただ、8番9番の水準からみれば、高いといえるか・・・)?

一方糸井は、出塁率では梅野と変わりないが、Iso Dが大きい。これは、元々糸井の特徴で、実は強打者という印象と裏腹で、出塁型、それも選球眼の非常に良い選手。これはオリックス時代もそうだった。

安定して上位を任せられるし、昨年まではIso Pでもタイガースの上位、まさにタイガースの主軸を打つにふさわしい打者だった(過去形を使うのは、先の投稿で指摘した問題があるから)?

これまでタイガースには、Iso Dが大きく、それなりに出塁率も大きな選手、例えば鳥谷がいた。不足なのは、長打力で返す打者だった。

ところが、今年は、糸井以外に、上位を任せられる出塁率とIso Dの高い打者がいない。これも、今年の得点力低下の原因。そもそも、返すべき走者が塁上に溜まらない。
駒不足もよいところ・・・・・・

北條のIso Dは、トラバクさんが指摘したように、0.151と立派な数値だが、いかんせん打率が低すぎて、出塁率からみたら、平凡な数字でしかない。今が底だと希望したいものだが・・・・?

困ったものだね。
返される打者の候補が不足、返す打者も殆ど居ない。
こんな苦境、簡単には脱出できないぞ・・・・・





[57] Re: 現時点でのIso P順

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月24日(水)13時17分14秒  返信

忘れていた。
近本、これまでの成績がないから、この先どうなるかは予想がまだつかない。

0.214は、見かけによらない長打者ぶりだ。
立派なものだし今は出場機会を与えてやって欲しいもの。

ただ、タイガースの若手の場合、一年目はもちまえの能力で、それなりの数字を残すのが、2年目以降飛ばす能力を磨かなくなる例が良く見られる。
これは、コーチングフィロソフィーの問題もあるのではないかと邪推したくなるほど。

木浪は、プリシーズンの活躍の後、アンラッキーなスタートになった。こうなると自分の打撃を見失ってしまう。
0.128は、並以下(あくまでNPB全体の水準として)の数字で、このままなら平凡な打者ということになるが、迷いから覚めていないと思いたい。
せめて0.15ぐらいまでは上げて欲しい。

そうならないと常時出場は保証できないだろう。



[56] 現時点でのIso P順

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月24日(水)13時00分56秒  返信

純粋な長打力の指標であるIso P = 長打率ー打率

流石に、50打席未満の選手の場合、数字が全く当てにならないから、それを基準に

中谷   0.302
近本   0.214
大山   0.188
(陽川   0.166)僅か6打席
木浪   0.128
福留   0.127
梅野   0.125
糸井   0.112

鳥谷  0.057
糸原  0.048

この数字、キャリアのある段階を超えるとあまり変動しなくなる。
まだ、打撃が完成していない若手なら、伸びしろは残っている。
0.18ぐらいを超えると、タイガースでは強打者。
普通に仕事をしている日本人枠外の助っ人なら、最低0.250は欲しい。

中谷の近年の数字は、0.175前後だから、もう少し落ちてくるかもしれない。
もし、0.200以上を維持できれば、成長だし、本物の長打者。
そう願いたいもの。

去年覚醒期の陽川は、暫く0.25を維持していた。これは凄いと思ったのだが・・・・・今年はまだ本調子からはるかに遠いと言われつつ、6打席ながら0.166を出している。
使い続ければ、得点力の源泉に成りそうな萌芽はあるのでは?


一方気掛かりなのが、福留・糸井の両ヴェテラン。
これまで、0.16以上をずっと維持できていたのが、随分下がっている。
福留は、流石に寄る年波なのか、それとも今シーズンまだエンジンがかかっていないのかもしれない。

しかし糸井は、打率は0.300を維持しつつこの低下は、気掛かりだ。
Iso Pが0.15に達しないようでは、主軸を任せることはできない。どこか、体に不調を抱えているのかもしれない。

糸井福留が、0.17前後を維持してタイガースに君臨し続けていたのも、ある意味困ったもので、よそのティームなら、ティーム平均で、0.16とか、0.2台の若い日本人打者が、何人かいるティームもある。
甲子園が、長打のPF上不利な点を除いても、この数年の貧打は、数字にはっきりと表れている。
そして、昨年以上にヴェテランが、力を落としているように見える。


ただし、総得点力との相関は、長打率、つまり打率+Iso Pの方が飛躍的に高い。
一人の打者を見れば、一発長打のある打者でも、当たらない打者は、それだけでは得点に貢献できない。

しかし考えようで、ティームとしての長打率を、打率型とIso P型打者とに分散して、総和として高い数値を達成できれば、得点力は維持できる。

この場合、当然打線の組方が重要になってくる。
主軸には、ある程度の確実性は欠かせないだろう。

馬力型は、下位のスウィーパー、出塁型を主軸が確実性で返した後、ハイリスクハイリターンに、何試合に一回で良いから、膠着した試合を一撃で解決してくれる役割を期待することになるか。

梅野は確かに好調だけれど、Iso Pはそんなに高くないね。
今年は、もっと返す役割をしているかと思ったのだが、数字でみると、軽打者型好打者。
そうすると、いっそ投手を8番に回して、出塁型の隠れ一番にする方が良いのだろうか?



[55] Re: 赤星時代のタイガース

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月21日(日)04時29分13秒  返信   編集済

赤星は、2003年、2005年の優勝、そして2000年代のタイガースの好成績の大きな要素だった。
まずここを評価しておかないと不公平。


しかし、2005年のタイガースは、それゆえの弱点を抱えていた。
まず、赤星。出塁率が高くコンスタントに360をマークしていた。
しかし、意外にIsoDは、0.06前後(一時的に0.08をマークした年があるが)でそんなに高くない。
打率の高さで、補っていた。

裏を返せば、打たせなければ、赤星の1番としての役割を完全に殺すことができる。これを実践したのが、ボビー・
ヴァレンタイン。セイバーを駆使して、タイガースを丸裸にして、対策してきた。

2005年のシリーズの後で説明していたが、「赤星は、強い球を内角に投げておけばヒットは打てない。」と。
付言すれば、赤星はウォークでは出塁できないから、これでタイガースの得点源は枯渇させ得るということ。

当時のロッテには、清水という、制球が良く、内角に強い球を投げられるエースがいたことも有利だった。
つまり、IsoDの低い先頭打者は、リスクが大きいということ。
IsoDに頼らず、しかも相手の投手に関わらずに出塁できるのは、それこそイチローぐらいのもの。
単に赤星に似ているからと近本(しかも、IsoDでは赤星より低く、生涯打率で赤星を上回るとは思えない)を上位に使うのは、愚の骨頂。
むしろ、パンチ力を生かすことだろうが(そういう意味では赤松的かもしれない)・・その赤松がプロ生涯でどういう成績を残したかを考えてみること・・
相当上手に育てないといけないということだ。はめ込む場所としては、まず下位打線、もう少し安定してきたら、穴場は3番。
1,2,4番型打線を組むと、3番は意外に穴場になる。ある程度のOPSがあれば、得点力をそれほど損なわない。
逆にいえば、打者の能力に対して許容度の高い打順(あくまで、1,2,4を固めてのこと)。

更に、2005年のタイガースは、V9時代のジャイアンツ並み(といっても王長嶋が他の選手より傑出していたという事、出塁と長打のバランスが取れなければ9年連続で優勝はできない)に、中軸に得点力が集中した打線だった。
といっても今岡のことではない。2002,3年の今岡は真の打率打者だった。なぜかそれが急速に失われてしまったのが、2005年。XRを見ればわかる。2005年の今岡は、ごく平凡な打者に過ぎない。
彼の打点は、すべて前を打つ金本の戦績。
それを言うと、「クラッチ能力のない打者なら、走者をかえせていない」という声が聞こえてくるが、セイバー・統計的分析から、クラッチという能力の存在は認められていない。

要するに、2005年打線は、赤星を中心とした走者を、OPSが1.0という超強打者金本が、返し、自分もHRと出塁をすることで、得点していたワンマンティームだった。
裏を返すと、この2人を封じればまったく牙が抜けてしまう。それを実践したのがヴァレンタイン。

こういうティームは、脆さを防ぐことができない。
それを理解せずに、夢よもう一度で、赤星的選手を求め過ぎている。
これは、球団もそうだが、ファンがそう。
ここは危険。


一方、2003年の場合、どこからでもヒットが出る打線だった。
中心打者だった金本が、生涯最低の成績なのに、あの得点力だった。
目指すはこちらだが・・・・・これも実現は簡単ではない。
多くの打者が、キャリアハイを迎えたという偶然が重ならないと、ああはならない。

今年の希望の一つは、梅野の覚醒。本物だったら、長らく問題だった、下位打線の補強が達成できる。
といって、6番を打たせた讀賣戦初戦は愚。
下位の返せる打者なんだから、8番で良い。7番に出塁型(例えば近本はIsoDは低いが、下位打者の水準から見れば高い出塁の期待できる打者)打者を置いて、それを進め、返すポジションで良いだろう。これも大愚策だった、7番鳥谷(当時の、今のではない)を今の梅野と組み合わられたら、面白いことになっただろう。

打てる捕手がいたのが、2003年、2005年。そして城島時代。
長らく原口出場を訴えてきたが、梅野が本当に覚醒したのなら、そして原口が率にこだわって長打力を失ってしまったのなら、これがベストの解決だと思えるようになった。

さて、今年の讀賣は2003年のタイガースに近い印象がある。
実力に比べてもたついているが、いったん波にのったら、捕まえられないだろう。
後半独走してしまう危険性がある。まだ他球団がそれを足止めしているのに、タイガースだけは相手の肥やしになっているのだから、どうしようもない・・・







[54] Re:タイガース得点&失点

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月21日(日)03時55分34秒  返信

こちらに引っ張ってくるのは反則気味だけれど、話題が統計とかかわっているのでご容赦。

現在のタイガースン得点分布はほぼ正規分布。これがあるべき姿、平均得点値が、2~3点で、標準偏差が、1.5ぐらいある。

ところで、奇妙なのが、失点。まったく分布をなしていない。
本来は、これも、正規分布にならねばならない(因みに、これがピタゴラス予想式の理論的根拠)。
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/09332480.2007.10722831


そうならない原因は、失点をしている投手が、まったくプロ基準を満たしていない(打撃練習を相手に与えてしまっている)という事だが、先発だけに目が行っていないだろうか?

救援投手も、勝ちパターンと負けパターンとの実力差が大きすぎる(だから、失点の負の連鎖を止められない)ということにありそうだ。

ここを整備しないと、たとえ負け試合でも、早いイニングズに、敵を追いつけない彼方に追いやってしまうのでは、プロとは言えないんじゃないだろうか?

とはいえ、そうそう良い投手はいない。
勝ちパターンの投手を濫用すれば、潰してしまう。
シーズン後半までに、試運転中の若い投手が、多数水準に到達できることを祈るしかないのか・・・



[53] セイバー的守備シフト

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月19日(金)15時31分2秒  返信

本スレッドを見ていると、ヤクルトが、大胆な守備シフトを敷いているというリポートがあった。
貴重。
もしかすると、各打者の徹底分析を基にした、セイバー流シフトかもしれない。

そして、今年のヤクルトは、打撃でもMLB的Air Ball打法を目指しているように見える。

総合すると、この球団は、セ・リーグならDeNA/讀賣に次いで、MLB流のBaseball Operations(日本ハムのだけが有名になっているが、NPBでも球団レヴェルでセイバー手法を取り入れている例はかなり増えてきている)を活用する体制に移行したのかもしれない。



[52] 近本

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月18日(木)19時26分36秒  返信   編集済

赤星のイメージで追いかけるのはやめるべき。
そもそも、赤星再来を願う声には理解はするものの、方針として正しいかは疑問だと長年思ってきた。
近本はIso-Dが今のところ低い。
一番打者には不向き。
二番打者にはもっと不向き。OPSでタイガース打線上位3人には入れるとは思えない。
一方で、足があるから、二塁打、三塁打を稼いでいる。
パンチ力もそれなりにある。

意外なところで三番が良いかも。
得点効率上、1,2,4ほど重要では無い打順・
Tango のThe Bookにも、3番打者の貢献度の低さは意外と書かれている。

しかし、上位のつなぎとしては大事だし、長打力もあれば当然役に立つ打順。

チャンス拡大役を期待してはどうか?



[51] ヤクルト第三戦を見て

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月18日(木)18時38分50秒  返信

4月18日のゲイム。

大山の三号3ランで先制。

4番固定は愚策だが、大山を辛抱強く使い、致命的に不足な長打力を徐々にでも向上させていく方針には賛成。

今のままでは、タイガースはセ・リーグのお荷物球団。

2019年プリシーズンで、タイガースの打撃を項目別で分析すると(下にある)、2018年に比べてHRによる得点の分布が上昇していた。

一筋の光明だ。

これは、大山がコンスタントに打ち続けたことが一つの原因。
ここが、近年のタイガースが、他の5球団に比べて大きく劣る点であり、ここで、40点ほどの嵩上げ(HRの配当は、一本当たり1.4点だから、30本近く必要)を目指さない限り、Aクラスで戦うことは覚束ない(得点失点によるピタゴラス予想から勝率を予想すると、明らか)。

40点の嵩上げを、他の方法で工面することはほぼ不可能。

盗塁?一回0.18点だから、200盗塁(しかも成功率100%として)。

二塁打?シーズン通して、各球団の2塁打での総得点が、120点前後であることを考えると、この一項目で、40点の上乗せは、他球団比40%ということで、野球というゲイムのルール内で、理論的に不可能。

三塁打? いかに甲子園が3塁打パークとはいえ、三塁打は、二塁打よりもっと稀、そもそもシーズン通して40点になるかならないか。40点の上乗せは、他球団比100%ということで、確率論的に不可能を通り越している。

40点を細分化して、多数の項目に分けて・・・陥りがちな「間違った対策」

家計でもそうだが、大幅な節約や上昇を、細分化した諸項目の総和で達成することは、不可能。
何処か一項目、それも全体に対する貢献の大きいところで大幅カットか、上昇を見込まないと続かない。

HRは、シーズン通して各球団が400点前後の得点を挙げる項目。10%の上昇は、簡単ではないが、唯一可能な項目。改善は、「Must」


大山には、期待ではなく、「成果を出して」もらわないとどうにもならない。
中谷、江越、陽川、梅野、原口(たとえ代打起用でも、去年の「率」打撃は捨てて欲しい・・・代打の神様なんて無意味な称号はどうでもよい)。

彼らの総力を結集して、何とかタイガースの得点分配をあるべき姿に戻してほしい。
そうでない限り、20年に一度しか優勝できない体質を変えられない(そうこう言っているうちに、期待の世代がすでに20代後半になり、その次の世代にまたスラッガー候補がいないという編成の怠慢・悪循環が見えてきている・・・・)。

追記。40点と書いたが、投手陣の不安定さ、守備のもろさを考えると、40点の向上では足りないだろう・・・・
矢野監督には、課題が山積みで気の毒だが、何とか目標を貫徹して欲しい。



[50] Opener

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月16日(火)11時28分54秒  返信

まだMLBでも、どのような投手が最適なのか、フォーマットが定まっていない印象だが・・・

藤浪をOpenerに活用し、復活のチャンスを与えてみるのはどうなんだろうね?

日本では、先発(完投‥苦笑)が、投手の勲章だが、まったく登板の機会を与えずファームで塩漬け(ファームに置くべき投手じゃないだろう)にするぐらいなら、逆転の発想で本人の再生力を誘導するというのは????



[49] 4番打者

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月11日(木)19時00分15秒  返信

どうしても、4番というと、「ほかの打者とは違う特別の人」が座るポジションという扱いなんだろうね。

確かに打順全体の得点力からみれば、2番と並んで重要なポジション。
ただ、再びセイバー的見地からみれば、1番に続いて先頭打者になることが多い打順でもある。

2番と4番にどういう打者を配置すべきかという時、2番にない要素がこれ。
OPSで同じくらいの、そして打線全体で最高の2人の打者がいた時、出塁と長打のバランス型を4番、長打>出塁を2番ということになるだろう。

そう考えると、一年間4番に、「将来の主軸候補」を置く事が本当に得策なのか?

星野時代2003年も濱中を4番において育てていたし、同様に「美談」はあちこちあるが、精神論・ジェスチャーではなく、得点力からみると、長打力はあっても確実性がまだ低い打者は、5~7番に置いておくのが正解のように思えるのだが・・・・
これは、「その方がマークが低く、打てるチャンスがある」というのとは、別の理由。

今のNBP的思考では困難だろうがあくまで1,2,4型にのっとった私案。

1番 糸原 4 (出塁型軽打者競争枠)
2番 糸井 7
3番 木浪 6 (3番は、トップ3である必要はない、得点力への貢献はやや低い。 高山も加えて、2軍では上位の実力を見せる選手の競争枠)
4番 福留 9
5番 大山 5
6番 中谷 8
7番 陽川 3(今2軍でもがいているから、片山なんて遊んでみてもよいか、笑)
8番 梅野 2
9番 投手

残念ながら今年も糸井・福留というヴェテラン2人におんぶ抱っこは変わらない。

1番は、北條近本も加えて、調子のよい軽打者タイプの選手の競争枠、漏れた選手は2軍で出場機会を与える。IsoDが低い選手は、打率を高めて補う。最低、OBP380は必要(というと現在のタイガースでは候補者ゼロ、苦笑)。

2番は今のタイガースなら、糸井で固定。
3番は上に書いた通り。
4番は、出塁も求められることから、糸井福留のどちらかになる。ここに、競争を挑める若手が皆無なのが・・・
5~7番は、江越も候補に加えて、重打者で、調子のよいものから使ってゆく。今の体たらくなら、片山なんかも、2軍からすぐ登ってくるかもしれないね。

正直3番に入れられる打者の選択に困る。
主軸2人の次の一枚(できればオールラウンド型)という人材が欠けている印象だ。



[48] 横浜をPF補正すると

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月 9日(火)17時56分46秒  返信

今日の対戦相手。
横浜は、打線が強力な印象がある。
しかし、本拠は、PF上、HRや長打が出やすいパーク。
甲子園に来ると、打棒が勢いをひそめる印象もある。

実際、PF補正すると(2019年プリシーズン値)
      出塁率   長打率  打率
阪神    313    369   246
横浜    307    399   246


PF補正した場合、長打率、OPSは、こうなる
讀賣      438   812
広島      428   776
横浜      399   707
中日      398   728
阪神      369   682
ヤクルト    360   687


タイガースとしては、投手力で、横浜、中日、ヤクルトといったティームと互角以上に戦うことが必須。
讀賣や広島は、相手打線が本調子になると、手の打ちようが・・・・



[47] PFとの関係で

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月 5日(金)18時43分3秒  返信

科学スレッドで讀賣の選手の東京ドーム打撃法について、阿部の発言を基に、推測を述べてみた。

Air-ball革命をすでに実践していたのではないかということ。

Statcastのデータを公開してくれれば有難いのだが、日本はなかなか情報開示をしない。

坂本丸のデュオは、今日は横浜でまた連続弾を放っている。横浜は屋外とはいえ、HRPFは、セリーグの上位3に入るボールパーク。

彼らが、HRPF上極めて厳しいナゴヤや甲子園でどういう成績を残すのか?
興味あるところ。



[46] Re: 下位打者の、2番打点への貢献

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月 5日(金)02時10分58秒  返信

こんばんは。

>ほえ~、2つ以上離れたらめちゃくちゃ結果が変わりますね。
もっとなだらかな感じで数値が変わるもんかと思ってましたが2つ以上離れたとたんにガクンと下がるんですね~。
これは「NPBでは1,2,4型は上手く行かない説」は論破されてしまいますね(汗)

はい。でもどうか、まだ結論を急がれずに(笑)。

トラウトってやっぱり、化け物ですよね。

打点36のうち、50%(以上)がHRって、MLBでもこんな打者殆どいないでしょう。
この時点、まだ5月中旬というのに、既に18本叩き込んでいましたから・・・

そして、ホームランの多数が、定義上ソロである以上(XRの係数1.4の意味ですね)、相対的に前打者の貢献度が減少してしまいますから、普遍的な説明にするためには、もっと母数を増やしていろいろなケイスを調査する必要を感じています。
あくまで中間報告ということで・・・



[45] Re: 下位打者の、2番打点への貢献

投稿者: pui 投稿日:2019年 4月 4日(木)23時10分3秒  返信

> これから、83%が自分自身と1番打者(ひとつ前の打者)によって計上されており、2つ以上離れた先行打者による貢献は、16%に過ぎないことが判明しました。
>
> 大体の予想で、一つ前の打者と自分自身を含めて、75%ぐらいかと思っていたのですが、それを上回る結果です。
> この分析をシーズンを通して、更にもっと打席を増やして進める事、そして、他の2番打者(強打者タイプと軽打者タイプ)などの場合を含めて一般化してみる必要はあるでしょう。
>
> DHのあるなしに関わらず、下位打者の出塁が2番打者の打点に与える影響は、大勢を決する要素ではないということは、ほぼ見えてきたように思います。

ほえ~、2つ以上離れたらめちゃくちゃ結果が変わりますね。
もっとなだらかな感じで数値が変わるもんかと思ってましたが2つ以上離れたとたんにガクンと下がるんですね~。
これは「NPBでは1,2,4型は上手く行かない説」は論破されてしまいますね(汗

しかし2つ以上離れるとこれだけ数値下がるのなら、1,2,4に好打者を置くより1,2,3と繋げてしまった方が効率良くなりそうに思うのですが・・・
逆に言えば3番がツーアウトに回ることが多いという要素はかなり影響力あるんですね~。



[44] 下位打者の、2番打点への貢献

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月 4日(木)15時57分49秒  返信   編集済

> 1,2,4番型の場合、2番についてなら、2番打者が打点を得る機会は、大半1番の出塁にかかっている、そして9番も多少関与するが、7,8番の関与は、20%以下で、それゆえに大勢に影響を与えないということが、検証できると思っています。
> いずれ、実戦データを処理して自分の仮説が正しいかを検証してみる予定です。

少し間が空きましたが、これを実際に検証しつつあります。
その中間報告。

エンジェルズのマイク・トラウトを例にとって、2018年の4,5月、50試合ほどをサーヴェイしてみました。

この間、トラウトは、36打点を挙げています。
先行する打者が走者として塁上にいた場合、打点のどの部分が、どの打順の打者による貢献かが分析できます。

2番(つまりHR) 1番   9番   8番   7番
18点      12点   3点   2点   1点

これから、83%が自分自身と1番打者(ひとつ前の打者)によって計上されており、2つ以上離れた先行打者による貢献は、16%に過ぎないことが判明しました。

大体の予想で、一つ前の打者と自分自身を含めて、75%ぐらいかと思っていたのですが、それを上回る結果です。
この分析をシーズンを通して、更にもっと打席を増やして進める事、そして、他の2番打者(強打者タイプと軽打者タイプ)などの場合を含めて一般化してみる必要はあるでしょう。

DHのあるなしに関わらず、下位打者の出塁が2番打者の打点に与える影響は、大勢を決する要素ではないということは、ほぼ見えてきたように思います。

少し話は飛びますが、ER式で、ホームランに与えられた係数は、1.4ですね。
最初見た時、え、たったの1.4?と思ったことを思い出します。
HRの場合、必ず、自分による得点、1が計上されるから、それを引くと、先行打者の貢献は、わずかに0.4
ランナーが一人の場合ですら、全ホームランの50%以下(50%なら、最低1.5は担保できますから)。
これからみて、打点の殆どは、精々先行する一人目までの貢献に限られるという図式が見えて来ると思います。

そして、循環論法になりますが、出塁の高い1番を生かすために、直後の2番にそれを返す打力を与える事が得点力を上げる結果に繋がる(鉄は熱いうちに打て?笑)という図式も、1,2,4が最適化されたスタイルであることの根拠でしょう。


もちろん、HRの極めて少ない打者は、当然、より先行打者による打点への貢献が増えますが、同時に、ティーム総得点に対する貢献度が低く(打点による部分です)なり、結果として、返される打者の役割を演じざるを得ない(これは当たり前の結論で申し訳ありませんが、苦笑)ということになります。



[43] Iso-D

投稿者: USA 投稿日:2019年 4月 1日(月)11時56分15秒  返信

で見る限り、プリシーズンのティーム内順位は、

上本 (0.168)
板山
福留
坂本
糸原
大山
糸井

この辺りが、0.09以上。
これぐらいIso-Dがあると、打率の変動に関わらず、安定して出塁が稼げる。
糸原は、昨年もそうだったし、今年もIso-Dの高い打者。

今1,2番の木浪、近本については、既に記したように、0.05ないしそれ以下。

少なくとも上位打者のうち、一人、できれば1番は、出塁タイプ(で、総合OPSが高い)を入れるのが、得点を考える上で大事。
中軸、2,4番、そしてスウィーパーである5番以降の前にランナーを貯めないと得点に繋がらない。

木浪・近本が、最初のシーズン、首脳へのアピールということで、敢えてウォークを捨てて、打ちに向かっていた可能性もある。
シーズンを通して、進化が見られるかもしれない。

開幕3試合を見る限り、1番2番(は、古典的かつ2000年代タイガース伝統の、2人で一番の役割を分担することか?)が機能していない。
近本は、打で勝利の立役者になった(勿論それは、ブラヴォーだった)が、本来の彼らの役目は、出塁して返されることにあるはず。

彼らの打撃が復調してきても、出塁という面から考えると、ペアーにして、この順番に置いておくのは、得策ではない。

尖頭は、昨年実績を残した、そして出塁型の糸原でよいのではないか?

この先、近本・木浪を分離して別の打順に移動するのか、彼らのスタイルチェンジを期待するのか?




[42] 最初の相手

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月30日(土)15時56分38秒  返信   編集済

ヤクルトと、タイガースのスペック対比

特に、得点力と90%程度の相関を示すOPSなどを中心に比較する

2018年のデイタ(2019年プリシーズンの結果を見る限り、両球団のスペックに大きな違いは現れていない)
     出塁率  長打率  OPS   打率
ヤクルト 0.347  0.402  0.749  0.266
阪神   0.330  0.361  0.691  0.253

これを見ると、ヤクルトの方が一枚上手のように見える。
しかし、両球団の本拠である、神宮と甲子園は、PF上、非常に開きの大きいパーク

民間サイトにある、PF(単打、2塁打、3塁打、本塁打、三振、四球など非常に細かい分析のあるサイトのもの、下にURLを表示)を用いて、両者の成績を修正比較してみると
        出塁率  長打率  OPS  打率
ヤクルト    0.327  0.359  0.686 0.248
阪神      0.332  0.373  0.705 0.253

これが、神宮であれ、甲子園であれ同一パークで対戦した時の両者の力関係になる筈 (これを基本に、それぞれのパークで数字を修正することになる)。

スペック上は、むしろやや凌駕していて、年間5割以上の星を稼げているはずの相手。

昨年は、10-15とかなり星を献上したが、一昨年は17-8、その前は12-12で、3年通してみれば、39-35とやや押し気味の結果が出せている。

今年、勝ち越してもおかしくない対戦相手。

Disclaimer:
それぞれのスタッツで、PFを用いた修正値を出すにあたって、残念ながら正確な試合数に基づいては行っていない。
ごく単純にホームを50%、他球団のホームそれぞれを10%としているため、誤差が含まれている。
あくまで目安。





http://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-2567.html



[41] Re: 各ティームの個性(打撃編、2019年版)

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月25日(月)01時27分4秒  返信

今年の讀賣は侮れないかもしれない。

長打、安打は昨年とそう変わっていないが、広島が少し地盤低下を見せているから相対ポジションがアップ。
そこに、昨年は得点が低かった四死球、つまり、出塁での得点が、リーグで抜きんでている。
シーズン通して、他ティームより、30~40点稼がれると、これは辛い。
2018年に比べて、バランスの取れた打線を持つティームに進化している。

このティームの補強は「なりふり構わない」と言われるが、例えば出塁の充実などを見る限り、正しい方向を認識しているように思える。

プリシーズン最下位は免れたとはいえ、結果を見る限り今年が心配なタイガース。

しかし、明るい方向への進境もある。

まず、本塁打。
ここには、ナヴァ―ロの偶然的な2発も加わっているが、大山がコンスタントに打っているのは、力強い。
昨年は、HRパークファクターでさらに不利なナゴヤをホームとする中日よりも、本塁打による得点が少なかった。
中日に本塁打力で差をつけられるようでは、最下位もやむないところ。
編成がいかに仕事をしていないかということだ・・・・

ここが少し変化しつつある。
あと、江越、原口、陽川、中谷(もう、2年前の活躍は、幻になりつつあるのか?)から、最低一人、15~20本貢献できる選手がでてくれば、今年はまだ活躍しそうな糸井、そして、ここぞで働いてくれそうな福留と組み合わせると、なんとか上位を狙える可能性も出てくるだろう。
しかし、この2,3年のスカウト方針は心配。彼らの次の世代の主砲候補が皆無じゃないか?
何故、スカウト編成は、毎年一人は主砲候補を選んでこないのか?

さて。得点からは、あまり見えないが、プリシーズンの盗塁は、良い結果を出している。
絶対数は、リーグトップではないが、8割の成功率。
結果として、得点としての貢献では、リーグ一、そして、他ティームを引き離している。
もちろん、盗塁戦術は、所詮シーズン通して10~20点ぐらいの貢献にしか過ぎない。
それでも、この部分の上乗せがコンスタントに期待できるなら、越したことはない。

矢野監督は、2軍では、数(>160)を重視した盗塁を決行させ、結果として得点では、シーズン僅か2点しか、盗塁で計上できなかった。
クレヴァーとは程遠いので、心配していたのだが、杞憂だったと思いたい。

もともと、クレヴァーな盗塁は、2000年代のタイガースのお家芸だった。
無理に数を稼ごうとせず、無駄なことはしなかった。
当時の首脳の戦術眼を褒める向きはあまりなかったが、正当に評価すべきだろう。

それが金本政権下では、無理押しで、失点計上。
あれは見ていて苦々しかった。

ここは、矢野政権の隠れた長所になりそうな印象だ。
地道でも得点を計上できるようになっているのは、称賛すべきだし、この傾向をシーズンインしてからも続けて欲しい。

大幅な得点増や、失点減(クローザーは少し心配・・・)は達成できなかった。
しかし、この時期無い物ねだりをしても仕方がない。
プラスの要素を伸ばしていくしかない。



[40] Re: 各ティームの個性(打撃編、2019年版)

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月24日(日)22時32分46秒  返信

この分析は当然、タイガースのためにやっている。
他球団は比較対象。

しかし、広島の変化は少し興味を引く。

まず、単打による得点が比較上低いのは、安打という枠の中で得点を分配して、長打に傾斜しているという強さゆえだろう。
しかし、2019年のデータでみると、本塁打による得点が、昨年ほど圧倒的ではない。
更に、四死球による得点(長打と並んで得点の要たる出塁の指標)が、中団に沈んでいる。これも昨年はトップだった。

丸の穴を補填する作業で、様々なパターンを試行錯誤、そして試合数も少ないからデイタの信頼性にも疑問はある。
しかし大胆に言おう。
昨年までの卓越を維持することに、成功していないように見える。

更に讀賣やヤクルトが、昨年から向上を見せ、相対的なポジションの低下も明らか。
今年の広島は、V4を目指す上で、昨年一昨年とは違って、相当苦しい一年になるかもしれない。



[39] 各ティームの個性(打撃編、2019年版)

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月24日(日)22時17分55秒  返信

XR27が、打者が打席、ないし走者になったときに行うほぼすべての行為について、傾斜配点を与え、連結した式であることから、それを項目別に分配したグラフ(もちろん、その総和が、総得点になる)を見れば、各球団の「項目別特徴」が視覚化される。

昨年のグラフを以前に掲載したが、プリシーズン(オープン戦)が終了した時点で、今年のセリーグの同じグラフを製作し、2018シーズンと比べてみた。

目的は、本当にこのグラフが、球団毎の「性格」を示すとともに、昨シーズンから変化の兆しがある項目を、捉えるということにある。

それゆえ、以前のグラフと並立させてみる。

実際に、球団の個性が見えて来る。

例えば広島の、単打による得点は、昨年も今年も、6ティームの中で低い。これがこのティームの個性。
しかし、それは、広島が、平凡なティームではなく、長打によって点を取る打撃力の傑出を意味している。
野球というゲイムのルール上、得点分配が、単打、2塁打、3塁打、本塁打でどのようになるかには、一定の収束値が存在する(それにいろどりを加えるのが、パークファクター)。
そこから逸脱しているということが、つまり「非凡」ということ。もちろん、マイナスに逸脱しているのは、非凡というよりは、欠点・・・・

とりあえず、まずグラフを示そう。
グラフ上をダブルクリックすると、大きくなって見易くなる。

そして、昨年と今年の違いに着目すると、オフシーズンの弱点補強がうまくいっているか、それとも昨年と同じカラーのティームのままかも、見えて来る。




[38] Re: 科学的アプローチ

投稿者: pui 投稿日:2019年 3月24日(日)20時38分12秒  返信

> このアプローチは、以前のやり方と正反対ですね。有無を言わさず、バイアスを一切かけずに、無機的に情報を処理すると、ある傾向が見えて来る。
> 実践してきた人たちには、受け入れるのが難しいアプローチですね。
>
> 人間の頭は、とにかく「説明」を求めるものですから。
> ただ、その説明というのも曲者で、正直なところ、まったく正反対の結論を用意しても、人間は、それぞれに「納得できる」説明を用意してしまうんですね。

黒船来航的に現れた新アプローチを提示されても、「早速受け入れましょう」とはならないですよね。
これまで経験したものを地道に積み上げてできたという自負が、余計にその受け入れを邪魔してしまいそうです。
私みたいに野次馬的目線で見てる者は、新しいもの見たさで無責任にも気軽に「受け入れてみよう」なんて言えちゃいますが、例えばいざ自分の職場で「ビッグデータ解析に基づいて人事異動を行う」と納得できない異動があったらとてもじゃないですが受けれ入れられませんw
受け入れるにしても相応の理由、説明を欲しがってしまいます。


> 野球関係の「説明」や「論」の場合、殆ど検証がなされていません。
>
> そこで止まっていては駄目で、実験とか実践で、その説を検証して初めて信頼性が確保できるんですが・・・・

確かに。
色んな野球論あれどそれを実験、実践したデータが提示されているというのはなかなか見ないですもんねえ。
こちらでは野球は聖域で野球を解剖することは禁忌にあたるのかもしれません・・・w
1塁へは駆け抜けた方が速いか、ヘッドスライディンしたほうが速いかってのは論文が発表されたと去年ニュースでみましたが、こういった話題がもっとあっても良いと思いますね。


> 1,2,4番型の場合、2番についてなら、2番打者が打点を得る機会は、大半1番の出塁にかかっている、そして9番も多少関与するが、7,8番の関与は、20%以下で、それゆえに大勢に影響を与えないということが、検証できると思っています。
> いずれ、実戦データを処理して自分の仮説が正しいかを検証してみる予定です。

DH制のないリーグでは1,2,4番型の打線を組む時は9番打者は投手のままがいいのか、野手の方がいいのかなんて答えも一緒に出そうですね、とても楽しみです。


> 加えて、ファームの試合で、一か月ばかり、3~5と1,2,4とを実験するなんてのも、野球の進歩のために大変役立つことだと思います。

とても良い試みに見えます。
勝敗は気にしなくてもええですし、検証するにはうってつけですね。
ただファームは人数があまりに多いのでとっかえひっかえで試合をしがちですが、固定されたメンバーで続けて試合するようにしないときちんとしたデータにならないかもですね。



[37] 科学的アプローチ

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月24日(日)01時27分47秒  返信

>それにしてもビッグデータ解析というのも面白いですねえ。
先に結論が出て、後から理由をあれやこれやと推測しているのがとても楽しいです。


数多の野球ファンのなかで、ビッグデータ解析というコンセプトをまず理解していて、それが従来の考え方を「革命的」に変えつつあるということを認識している人はまだ希少だと思います。
流石。

このアプローチは、以前のやり方と正反対ですね。有無を言わさず、バイアスを一切かけずに、無機的に情報を処理すると、ある傾向が見えて来る。
実践してきた人たちには、受け入れるのが難しいアプローチですね。

人間の頭は、とにかく「説明」を求めるものですから。
ただ、その説明というのも曲者で、正直なところ、まったく正反対の結論を用意しても、人間は、それぞれに「納得できる」説明を用意してしまうんですね。

2番打者論でも、日本のコラムを見ると、論者の数だけ説明があって、それぞれが自説は完璧といわんばかり。

ただ、研究者から言わせていただければ、「事象を都合よく説明できる」というだけでは、説の妥当性は全く確保できません。
論理の世界では、真実には、「正しい真実」と「偽りの真実(英語ではFalse Positive,偽真)」があり、誤謬にも、「正しい誤謬」と「間違いの誤謬」があります。

仮説が真と判定されるには、この偽りの真実(仮の真というほうがよい、要するに偶然の一致です)を除外する必要があります。
野球関係の「説明」や「論」の場合、殆ど検証がなされていません。

そこで止まっていては駄目で、実験とか実践で、その説を検証して初めて信頼性が確保できるんですが・・・・

1,2,4番型の場合、2番についてなら、2番打者が打点を得る機会は、大半1番の出塁にかかっている、そして9番も多少関与するが、7,8番の関与は、20%以下で、それゆえに大勢に影響を与えないということが、検証できると思っています。
いずれ、実戦データを処理して自分の仮説が正しいかを検証してみる予定です。

加えて、ファームの試合で、一か月ばかり、3~5と1,2,4とを実験するなんてのも、野球の進歩のために大変役立つことだと思います。

最後に・・・
実は、こういうのも、本業の方で、自身がよく引っかかってしまうトラップです。
とても都合の良い、どう見てもそれ以外にあり得ない説明があって、それで理論を組み立ててきたのが、コンピューター様にサイミュレイションで判定をお願いすると「?」が出てお釈迦・・・



[36] Re: 捕手の守備力の影響

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月24日(日)01時10分23秒  返信

>え、ショートやセカンドの守備って捕手のリードによる失点減よりもはるかに大きいとはっきり言えてしまうんですか?
そもそもリードによる失点減ってのはどのように導き出されるんでょうか。

あはは、失言してしましましたね。
これは、まだ印象論の域を出ず、正確にここを定量化しようとすると、ペナントレーストピックスでもかつて見られたように、泥沼になってしまいます。
例えば、捕手ERAなんてのは、数字にしているだけのことで、本当に意味のある数字かどうか怪しい代物。
守備もそうですね、Zone Ratingになって多少は打撃スタッツ並みに信頼性が増してきているものの、まだまだ。

とはいえ、MLB関係の守備・リードへのアプローチは、かなり進化してきています。
そういうコミュニティーでの「一般常識」に感化されて、こういう発言をしてしまい・・・・そして、検証しようとして「泥沼」にはまる(苦笑)。

でも、この問題も、一度時間を掛けてしっかりと検証してみようと思っています。
現時点の可能な限りを試行してみるということです。



[35] Re: 打順考

投稿者: pui 投稿日:2019年 3月24日(日)00時38分35秒  返信

> さて、元の話題にもどって、この分析から次に導かれることは、ある打者の打点機会が、直前、2番前、3番前、4番前の出塁状況と、どのように相関しているのかという分析が必要だということです。
>
> 直観的には、直前の打者が例えば50%近く、2番前が25%、3番前で15% 4番前が5%というような分布になるのではと思います。
> そういう描像からも、1番2番を組みにした124型の意義は、野球全般の法則だと直感的に思っています。そして、2番目に影響の大きい9番打者のDH制度による影響(25%?、アメリカンとナショナルの差はかなり大きいですね)に左右されない以上、日米の差も飲み込んでしまうと(苦笑)。

アメリカンとナショナルにこれだけ差があっても1,2,4型が成立してしまうのなら、NPBでも1,2,4型が成立しうると。
そういわれると納得してしまいますw
1,2,4型は実は下位打線の打撃成績の影響をそんなに受けないのかもとか思ってきちゃいました。
あるいは下位打線の打撃成績以上に影響を及ぼすものがあるとか。
1シーズン通せば3,4,5型よりも打席数が増えるのは間違いないでしょうし、そういうったことの影響の方が大きいのかな。

それにしてもビッグデータ解析というのも面白いですねえ。
先に結論が出て、後から理由をあれやこれやと推測しているのがとても楽しいです。



[34] Re: 捕手の守備力の影響

投稿者: pui 投稿日:2019年 3月24日(日)00時24分20秒  返信

> それについて昔から疑問だったのが、何故日本では打てる捕手をコンヴァ?トしてしまうのか?
> 打てる捕手が貴重な財産だという考えがなぜ浸透しないのか不思議です。
> MLBでは、捕手は今や打撃優先のポジションですし。
> 城島(そして昔の田淵)の存在は、タイガース打線を大きく馬力アップしていました。

いやあ、ほんとなんでなんでしょう。
私もずっと疑問に思っているところです。
コンバートしてもファーストや外野がほとんどで、そこは打撃を期待したい助っ人野手のポジションと重なってしまう為にコンバートのメリットをあまり感じないのですよね。
コンバートせず捕手で行けたら助っ人との共存も可能で、より厚みのある打線を組めるのに。
それに打てない捕手が多いNPBにおいては捕手が打てるってだけでもアドバンテージを得られるはずなのに。


> レヴェレッジで考えると、捕手が打てれば、より守備技能が問題となるショートやセカンドに、名手を配置できる機会が増えるわけで、結果守備失点を減らすことに繋がる(捕手のリードによる失点減よりもはるかに大きい)はずなんですがねえ?

え、ショートやセカンドの守備って捕手のリードによる失点減よりもはるかに大きいとはっきり言えてしまうんですか?
そもそもリードによる失点減ってのはどのように導き出されるんでょうか。




[33] Re: 打順考

投稿者: pui 投稿日:2019年 3月24日(日)00時07分55秒  返信

> 盗難にあったラップトップには、打線サイミュレイターも組み込んであって現在のタイガースの打線で実験もできたのですが、今のところ再構築中で、まだ実験はできる環境にありません。
>
> 私自身としては、2番最強というところには興味はあまりなくて、1,2,4に9人の上から3人を置くというところが、この論の本旨だと理解しています。
> 例えば、2番、4番の打点機会を見てみれば、初回とか1番打者から始まる回の占める割合が多いとも予想しています。
> 1番打者の出塁機会は、流石に下位打者とは、かなりスケールが違うという予想に基づくものです。

はい、ここも覗き見しておったので2番最強が本旨ではなく1,2,4番に打撃成績が優秀な選手を置くという事は理解して読んでいるつもりです。
2番最強打者を聞いて調べてみた時にも1,2,4番が重要という趣旨が書いてあったので、「ついこないだまで3番に最強打者置いてたやないかーい。」とツッコミを入れながら読んでたのを思い出しました。
この柔軟かつ機敏に変えていけるところはNPBにはないところですね。
カットボールとかバックドア、フロントドアなどにしてもMLBから影響を受けるばかりで、NPBが独創的な戦略を生み出すなんてことはこの先も無さそうに思います。

それにしても盗難にあわれたラップトップにはよだれものの面白そうなのものがたくさん入ってあったんですね~。
なんて楽しそうな事をされておったんですか・・・w





[32] Re: 打順考

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月23日(土)22時35分15秒  返信   編集済

週末は頭脳が寝ぼけているらしくこんな初歩的なことを・・・
2番なり4番なりの打点機会を考えるなら、下位のOPSよりも出塁率ですね。

そこで、OBPで同じことを。

結論だけ出します。
         アメリカン ホークス  ナショナル  NPB平均
6~9番      1237    1202    1191    1160
7~9番      915     918    871     838

6番まで考慮すると、日米の差が、30ほど。
しかし、7番から考慮すると、ナショナルとNPB平均の間に差が見えてきますね。
NPB平均の場合、8番打者の出塁率が極めて低い。おそらく捕手の打撃成績がかなり影響しているのでしょうね。

それについて昔から疑問だったのが、何故日本では打てる捕手をコンヴァ?トしてしまうのか?
打てる捕手が貴重な財産だという考えがなぜ浸透しないのか不思議です。
MLBでは、捕手は今や打撃優先のポジションですし。
城島(そして昔の田淵)の存在は、タイガース打線を大きく馬力アップしていました。
レヴェレッジで考えると、捕手が打てれば、より守備技能が問題となるショートやセカンドに、名手を配置できる機会が増えるわけで、結果守備失点を減らすことに繋がる(捕手のリードによる失点減よりもはるかに大きい)はずなんですがねえ?

さて、元の話題にもどって、この分析から次に導かれることは、ある打者の打点機会が、直前、2番前、3番前、4番前の出塁状況と、どのように相関しているのかという分析が必要だということです。

直観的には、直前の打者が例えば50%近く、2番前が25%、3番前で15% 4番前が5%というような分布になるのではと思います。
そういう描像からも、1番2番を組みにした124型の意義は、野球全般の法則だと直感的に思っています。そして、2番目に影響の大きい9番打者のDH制度による影響(25%?、アメリカンとナショナルの差はかなり大きいですね)に左右されない以上、日米の差も飲み込んでしまうと(苦笑)。


これをまず検定してみないといけないようですね(ゲームログを半年ほど追跡してみて・・・ということになると、流石にまとまった時間がとれないとできないので、いつとは確約できかねますが・・・・)
おそらくこのような分析は、既に先例がどこかのウェブサイトに落ちていそうですが・・・



[31] Re: 打順考

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月23日(土)21時56分31秒  返信

なるほど。
印象論では、埒が明かないから、数字を基に示そうと、それぞれの値の総和を出してみました。

そうしたら、まず私の方に大きな間違いが(苦笑)。

ともあれ結果です。

DH採用リーグ                   DHなし

      アメリカン   ソフトバンク    ナショナル  NPB
6番     748       734        746    711
7番     738       719        730    672
8番     709       660        715    591
9番     661       579        501    520

6~9番の総和 2856     2692        2692    2494
7~9番の総和 2108     1958        1946    1783


ナショナルリーグとソフトバンク、6~9番の総和(という事は平均値を見ているのと同じです)では同じ数字です。
私の目は全くの「節穴」。Puiさんの印象の方が正解。

ということで、少しアプローチを変えてみます。
アメリカンリーグとソフトバンクを、DH採用リーグということで比較すると、両者の差は、160ほど。
下位打者の定義もむつかしくて、6番は、長打力を持つスウィーパーを置く場所という考えもあるから、7~9の差も考慮して、そちらは150

NPBは、DH採用リーグと不採用リーグの平均だから、セリーグの数値はもう少し低くなるでしょうね。
それを考慮すると、ナショナルとセリーグとの差はもう少し増えるということは、前提にして。

6~9番の差は、198 7~9番の差だと、163
これをどう見るかは、残念ながら再び印象論になってしまいます。

盗難にあったラップトップには、打線サイミュレイターも組み込んであって現在のタイガースの打線で実験もできたのですが、今のところ再構築中で、まだ実験はできる環境にありません。

私自身としては、2番最強というところには興味はあまりなくて、1,2,4に9人の上から3人を置くというところが、この論の本旨だと理解しています。
例えば、2番、4番の打点機会を見てみれば、初回とか1番打者から始まる回の占める割合が多いとも予想しています。
1番打者の出塁機会は、流石に下位打者とは、かなりスケールが違うという予想に基づくものです。




[30] Re: 打順考

投稿者: pui 投稿日:2019年 3月23日(土)19時51分26秒  返信

> ソフトバンク2010で、明らかに1,2,4が最適解であり(そして、それはアメリカン・ナショナルでもそうなるという前提)、ナショナル⇔ソフトバンク2010と同程度に離れて下にあるNPB平均では適応を外れるというのは、私には不自然に思えるのですが・・・

私にはソフトバンク2010とNPB平均間には開きがあるように見えてしまいます・・・
ナショナル≒ソフトバンク2010>NPB平均 くらいに見えます。
これくらいの差ならナショナル⇔ソフトバンク2010と同程度と離れていると見做すべきなのでしょうか。



[29] Re: 打順考

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月23日(土)01時48分6秒  返信

2010年のソフトバンク(鳥越さんのグループが解析に使った例)、及び Puiさんの挙げてくださったNPBとDHのないナショナルリーグとで、下位打線のOPSを比較してみましょう。

      ナショナル     NPB平均      2010ソフトバンク
6番     746         711        734
7番     730         672        719
8番     715         591        660
9番     501         520        579

ソフトバンクは、最適打順(松中2番DH起用)のケース、下位は、松田、本多、長谷川、田上という陣容です。

これで見る限り、2010年のソフトバンクの最適打順は、ナショナルとNPB平均の中間ぐらい。

ソフトバンク2010で、明らかに1,2,4が最適解であり(そして、それはアメリカン・ナショナルでもそうなるという前提)、ナショナル⇔ソフトバンク2010と同程度に離れて下にあるNPB平均では適応を外れるというのは、私には不自然に思えるのですが・・・




[28] Re: 打順考

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月23日(土)01時19分1秒  返信   編集済

> セイバーメトリクス的には2番に強打者を置くと言うのを初めて聞いた時にそれはNPBでも同様の事が言えるのかと思ったことがありました。
> その時、MLBとNPBそれぞれの打順別成績をネットで調べてみると、両者間では下位打線の成績に開きがあるように感じました。
> なので、必ずしもNPBでは2番に強打者を置くのが最適解ではないのかもと思いましたがいかがでしょう?
> 画像は上がMLB、下がNPBです。

まず、この話題について、ここまでしっかりと考えておられるのが、流石ですね。
いつもながら、感心させられます。
下位が弱ければ、確かに、1番や2番が打席に立ったとき、塁上にいる走者が期待するより減少してしまうという論理は、筋が通っています。



この問題については、周辺状況を問わず、ある9人の打者をどのように組み合わせるのが得点上最適解が得られるかという数学の問題であることを、指摘しておきたいと思います。

その答えが、1番2番4番が中軸(つまり9人の中で、OPS最高からの3人を、この打順に配置する)。
そして、内訳は、1番は出塁重視。2番は、長打力重視。4番が、出塁と長打のバランス。

結果として、最強打者は2番に置くべきということになります。
あくまで、3人のセットであり、2番の前に、出塁が保証される打者も置いてあるということで、1番2番が「出塁→得点」という、ミニパッケージになっていることも注目すべき、点です。そして、2番が返しきれない分を4番が担当する。


その上で、鳥越規央さんのグループ(日本のセイバーメトリクスの第一人者といって間違いないでしょう)が、NPBティームを例に、この問題を科学的に解決しておられます。

http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/contents/pdf/1758-01.pdf#search=%27%E9%B3%A5%E8%B6%8A%E3%80%81%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%80%81%E6%89%93%E9%A0%86%E8%80%83%27

これは、あくまでソフトバンクという一ティーム(日本の中ではもっとも攻撃力が高いティームですね)をモデルにした解析ですが、Webには、他のティームを対象とした解析もあります(昔ブックマークしておいたのですが、ラップトップが盗難にあったとき、アクセスできなくなりました・・・・)

実際、日本の野球ウェブサイトを見ていると、なんとかして「MLB」と「NPB]が違うということを力説したい向きが多いようです(苦笑)

でも、多くのセイバー分析は、同じルールで行われる限り、野球ゲイムにはひとつのユニヴァーサルな法則、方向性が見られるというのが、一般原則のように私は思っています。


そして、もし下位打線の強さ弱さが最強打者の2番配置に大きく影響を与えるなら、投手という打線最大の弱点をも置く、置かない(つまりDH制度の採用有無)ナショナルとアメリカンで、相当な違いが出てくる筈ですね?
私の知る限りそういう指摘はないと思います。



[27] Re: 打順考

投稿者: pui 投稿日:2019年 3月23日(土)00時30分26秒  返信

このスレは覗き見するだけの予定だったのについに我慢できず・・・w
(江越がスタメンに名を連ねてることが個人的に嬉しかったですw)

セイバーメトリクス的には2番に強打者を置くと言うのを初めて聞いた時にそれはNPBでも同様の事が言えるのかと思ったことがありました。
その時、MLBとNPBそれぞれの打順別成績をネットで調べてみると、両者間では下位打線の成績に開きがあるように感じました。
なので、必ずしもNPBでは2番に強打者を置くのが最適解ではないのかもと思いましたがいかがでしょう?
画像は上がMLB、下がNPBです。
NPBの方は確かセ、パ合わせた数字やったかと。





[26] 打順考

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月22日(金)21時43分42秒  返信

あくまで得点力重視で打線を組んでみると
1番は最も打撃機会の多い打順だから、出塁重視。
2番は、OPSの高い打者。タイガースなら本来糸井福留のどちらかになるのだが大山の伸びしろに期待して・・・

4番は、OPSの高い打者、糸井、福留、大山のなかで、最も調子のよい打者を入れてもよいが、2番に比べてノーアウトで回ってくる頻度が高いので、出塁と長打を兼ねている打者のポジション。


1番 糸原・上本 (現時点のタイガースで、Iso Dの高い出塁型選手)
2番 大山 (今年のタイガース打線の本当の中心という期待を込めて)
3番 ナヴァ―ロ
4番 福留  (一時ほどの長打力はないが、4番は、一番に次いでノーアウトで回る確率の高い打順、出塁も必要)
5番 糸井
6番 木浪
7番 江越
8番 捕手
9番 投手


3番は、実はそれほど上位の中で重要性のない打順。
日本では相変わらず3番=看板打者。
あまり併殺打が多くなければ、そこそこの打者でよい。
といって、江越ではあまりにバットにボールが当たらなすぎる。偶の長打を期待して、下位でスウィープしてもらうしか使い道がない・・・
今、例によって一年一度の馬鹿当たりのフェイズに入っているようだが、くれぐれも1番などで使わないように。
もし、今の状態を信じるなら、2番か4番に入れること。

フェイズが過ぎたら、7番ぐらいで、気長に偶のコンタクトを待とう。

陽川が復帰すれば、スウィーパー的に、ナヴァ―ロよりも適任かもしれない。そして彼の長打力が復活すれば、5番6番で、中軸が残した走者をスウィープしてもらうのもよいかもしれない。

本当は、中谷あたりが、2番に固定されていなければならないのに、一体何をしているのやら?



[25] Iso Pで見た在籍選手

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月22日(金)19時10分33秒  返信

プリシーズンの成績は、打席数が極端に少ない選手もいるから、参考デイタでしかない。

Iso P(本当の長打力の指標)

福留    0.381
糸井    0.250
大山    0.237
ナヴァ―ロ 0.231(固め打ちが利いた)
高山    0.154
木浪    0.152
鳥谷    0.143
江越    0.125
梅野    0.120

福留や糸井は、例年0.150~0.170ぐらいの数字を残す。このレヴェルが、中軸を打てる最低限。
今年も彼らに頼らざるを得ない。

しかし、他球団の日本人以外の強打者助っ人は、0.250ぐらいの数字を簡単に出してくる。

このレヴェルの打者が皆無なのが、タイガース打線の致命傷。
大山は、去年のシーズンでも、0.17ぐらいの数字を残したし、まだ伸びしろが残っている。
本当に、たった一人の期待できる長距離砲候補。


去年は、夏場まで陽川が、爆発的に活躍した。Iso Pが、0.250近い数字を維持していたが、打率が下がるにつれ(これは仕方ない、そもそも0.270打てれば上等)、長打も落ちてきた。これは腑に落ちなかった。打率を周囲から喧しく言われて、当てる打法に切り替えてしまったとした思えなかった。これが悪い癖。打率は少々落ちても、構わず豪快なスウィングを維持してもらわないと。
今年も、早期の復活を願いたい。

福留・糸井に加えて、大山・陽川がIso Pで、0.17~0.20の数字を残せれば初めてタイガース打線は、セリーグの上位と互角に立ち会える。

日本の首脳は長打者には、三冠的な性能を期待し過ぎる。
そもそも、Iso Pと打率とは、相関性が極めて低いスタッツ。つまり、一人の打者に長打力と当てる能力は、両立しないのが普通。
なのに、NPBでは、打率の低い長打者は出番がない。

使い方の問題なのに、打線の上から下まで、安打だけを見る。
その癖、大事な一番打者に出塁率を無視して、江越などを起用したりする。
出塁と打率の違いも分かっていなさそうだ。

まったく訳が分からない・・・・・・



  



[24] 開幕メンバー??

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月22日(金)18時54分39秒  返信

木浪、近本が、プリシーズンで活躍。それは喜ばしいこと。
しかし、彼らが、開幕1番2番という情報が本当なら、あまり感心しない。

IsoDを見る限り、どちらの選手も、殆ど数字が出ていない。
OBPを見るなら、どちらもBAが高いためにそれなりの数字が残っているが、いずれ研究されれば、BA(打率)は270前後に落ち着くだろう。それ以上にBAは、シーズンを通して変動の激しい数値。従って、安定して出塁するためには選球眼、Iso-Dが欠かせない。タイガースなら、鳥谷はリーグを代表するIso-Dの高い選手だったし、ヴェテランの福留も、経年で安定している。彼らが、キャリアで高い数字を残せたのも、この能力が見過ごせない。

もちろん、現時点では、近本も木浪も、積極的に打っていくという姿勢なのかもしれない。研究されれば、隠された選球眼を見せる・・・ことも期待したいが、そこは現時点ではわからない。

しかし、1番に出塁率の高い選手を置き、2番にははっきりとOPS上の強打者(それも、Iso-Pの高い選手)を置くことは、決められた打順で最大得点を得るための、第一歩。

2番を侮る旧来の思想から抜け出せないタイガース首脳にはがっかりだ。

そもそも、近本・木浪といっても、打者のタイプとしては、上本・北條・糸原などと、類似であって、彼らが今年未だ活躍できていないから、脚光を浴びているが、これらの選手を入れ替えるだけでは、総戦力アップにはつながらない。

また、昨年活躍した糸原や、北條などが安定してレギュラーを確保できていないのも、タイガースの近年の問題点。

活躍が一年だけの、線香花火タイプが多いのは、一体どこが問題なのか?

総得点は、まあOPSの打順全体の平均値と90%ぐらいの相関値を示す。
平均値ということは、打順の打者9人のそれぞれの値を足したものを9という定数で割るわけだから、その総和を見れば、大体の得点力が読める。
Σ(OPS)をパラメターとして、打力ウォッチができるということ。

昨年もこれをやっていると、試合前から、得点力のなさがはっきりと見えてしまう状態だった。
せめて先発選手だけは、Σ(OPS)で、4000ぐらいの数字に達する打者を集めておかないと、トップを狙うなどというのは、夢物語に過ぎない。


セイバーとて、一つの手段に過ぎない。しかし、セイバーは、得点や失点がどこから生じて来るかを帰納・演繹的に分析している。
それを参考にするのは、いまや球団編成・打線構築の最低常識。






[23] 各ティームの長所弱点

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月 7日(木)12時15分14秒  返信   編集済

さて、後段では。打撃を項目別に分け、それぞれが総得点にどのように貢献しているかを見る。

いきなりその結果。

まず、グラフを見て分かること(グラフをダブルクリックすると、拡大して見やすくなる)。
盗塁とか、犠飛犠打、併殺打のプラスマイナスの貢献は、そのほかの項目に比べて無視できるぐらい小さい。
したがって、得点という面から見て、これらの項目を重視することにはほとんど意味がない。

よくバントの功罪が云々されるが、そんなのは、枝葉末節。盗塁も同じ。
ティームを優勝させたかったら、このバーグラフがはっきりと見える項目で勝負しないと話にならない。

流石に、負の要素で、凡退と三振は目に見える。
しかし、どの球団も似たり寄ったりの数値。ここで、大きな差をもたらすことは、至難に近いということ。

まあ、出塁率の高い打者を増やせば、凡退による負の失点は小さくなるだろうが、こういう打線はサイミュレイションすると、併殺が大きくなってエンストしてしまう。

一方、単打、2塁打は差がほとんどない。

甲子園というボールパーク故に、ホームランが出にくいから、2塁打打線というアイディアが時々掲示板に出るが、そもそも2塁打が、安打における全得点に占める割合は、一般に予想されるほど高くない。ここで、他球団に100点近く差をつけることは・・・至難だろう。

ティームによって差が顕著に表れるのは、本塁打と四死球。
タイガースは、四死球は優秀なグループに属する。ちなみに、讀賣は、四死球で広島にかなり差をつけられている。ここも、改善点かもしれない。

さて、残酷なまでに現実を直視させられるのが、広島と比べた時のタイガースのHRによる得点差。およそ150点差。
これはまあ絶望的な数字。
しかも、パークファクター上、甲子園はナゴヤと並んで、HRの出にくいパーク。
そして、よりパークファクター上不利な中日に、HRで数十点の差をつけられているのは、これは編成の怠慢。

一つできることは、球場の形状を変えることだろう。むしろ両翼は100mに押し出し、センターも120m(現在118ほど)でよいが、中間部を直線形状に引き直す必要はあるかもしれない。
せめて、HRのPFを0.85ぐらいに設計し直さないと、タイガースにとってのハンディキャップはかなりきつい。

その上で、編成にも現実を直視したドラフト戦略が必要。
現在目が出きっていないとはいえ、原口、中谷、陽川をそろえた一時代前のスカウティングは、方針としては間違っていないと思う。
しかし、この1,2年、その次の世代を担うべき長距離打者候補がいない。
大山は、監督の介入がなければ、採用されていないだろう。

あとは、日本人以外枠の、長距離砲。
これも他球団はそこそこ当てている。
タイガースがあまりに非効率すぎるのは、はっきりと編成の弱体だろう。

この分析を見る限り、タイガースの優勝は、相当な体質改善なしには不可能。
無念だけれども、それが現実。



[22] XR式の解題

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月 7日(木)11時09分2秒  返信   編集済

XR式、
Extrapolated Runs = (.50 × 単打) + (.72 × 2塁打) + (1.04 × 3塁打) + (1.44 × HR) + (.34 × (死球+四球-敬遠)) + (.25 × 敬遠)+ (.18 × 盗塁) + (-.32 × 盗塁死) + (-.090 × (打数 - 安打 - 三振(とは凡退ということ))) + (-.098 x 三振)+ (-.37 × 併殺) + (.37 x 犠牲フライ) + (.04 × 犠打)

これは、見れば見るほど奥の深い式だ。
まず、これは、数学でいうところの、線形結合式。
打者が打席に入ったとき、生じる凡ての事象をまず列挙し、それぞれに「加重配点」を与えている。
つまり、2塁打を打った場合、得点期待値は、0.72ということ。

ここで少し面白い脱線をする。
その打者が単打を打ち、すかさず、盗塁に成功したとする。
何点になる?

単打は、0.5点、盗塁成功は0.18、足して0.68。
あれ?結果2塁に行っているのに、何故、2塁打と差があるのだろう?

2塁打を打つという事はある確率で、走者がいることを意味する。その中にはホームに帰ってくる走者がいるだろう。これは、単打でも同じ、しかし、比べれば2塁打の方が ”打点” 期待値が大きくなるのは自明。

つまり、このXR式には、走者も含めたあらゆる状況の中で、打者の一つの行為が平均どれだけの点を生み出すかが定義されているわけ。

これを深く考えてみると「え、どうやってそんな無限の可能性の中で一つの事象の結果を平均とはいえ、定義できるんだ?」と悩んで当然。

実際は、様々な加重を与え、その結果が、実際の点数とどれだけ差異を生ずるかということで、最適化している。私などは、先人の叡智と努力に、ため息が出る思いになる。そしてこの式を見た時一種の感動を受けざるを得ない。美しい式だとも思う。こういうのは、多分数学のロマンなんだろうね・・・・

さて、この式が、例えば2018年のタイガースの総得点を予想できる(そして、それはかなり優秀な近似だ)なら、逆に、タイガースの総得点を、項目別に分解解析できるはず。
リヴァースエンジニアリングというやつだ・・・・

それをやって、ついでにセ・リーグの6球団全部で比較すれば、どの球団が打撃において、どの分野で傑出し、後れを取っているか、そしてそれを補正するために何が必要かが浮かび上がってくるだろう。

これが、前座。
詳しい解析は後段で。



[21] パークファクターを巡って

投稿者: USA 投稿日:2019年 3月 3日(日)01時50分30秒  返信   編集済

さて、少し方向を変えて、セイバー的に見た2018年セ・リーグ各球団の戦力分析をしてみよう。
といっても、ファンシーなセイバースタッツが出てくるわけではない。セイバースタッツは、私から見ればいわば加工品。特定の目的には非常に参考になる数値だが、どうも「百科事典」を見ているようで知識としては面白いが、考察の対象にはなりにくい。
個人的に、加工のプロセスを家内工業的にやる方が、あれこれ試行錯誤できて面白い。
だから、打・投・守の素・要素を徹底的に再検証・分析し、そこから、議論を組み立ててゆく方法論を取る。
今回はパークファクターを加重(Weighted, wという略号の理由)して、各球団の得点や失点を再分析してみる。これは、ペナントレーストピックで、やじネコさんという人が強調していたことで、大変面白いポイント。だが、具体的な数字は表示されていなかったように思うので、やってみる。
さて、Disclaimer(お断り)。
本来この作業のためには、各球団が各球場で残した得失点データが必要。民間のデイタベイスに行けば落ちているが、当方それだけの時間は残念ながらない。交流戦ということになると、基本パークファクターは同一リーグでしか使わない規則がある。もちろん、交流戦専用パークファクターすら民間デイタベイスに行けばあるから、これはすべて言い訳。簡略化のために、すべての球団が、50%をホームグランドで行い、10%をアウェイという仮定で、概算している。
したがってこれは参考デイタである。もし詳細デイタを調べてより完成したヴァージョンを作りたい人があれば、緒元などはすべてお渡しする。

まず、得点という言葉、日本では(狭義)、ランナーとして本塁を踏んだ回数だが、本来の定義は、Run scored。つまり各試合の最終結果で、何点取ったか、それをシーズン累積したもの。
個人的に、すべての投稿で、その定義で使っている。
それをパークファクターで「加重」したものを計算して行く。
Weighted Run Scored (wRS) ちなみに、失点はRun allowed (RA)


球団  実際の得点  wRS    実際の失点 wRA  実際の勝率 修正勝率
広島    721   730.5    651   659.6   582     546
ヤクルト  658   592.7    665   599.0   532     495
讀賣    625   648.8    575   596.9   486     537
DeNA    572   559.1    642   627.5   475     448
中日    598   679.7    654   743.3   447     459
阪神    577   637.5    628   693.9   440     461

多少意外だったのが、中日の得点力がかなり高くなっていること。

タイガースの打力は、決して傑出しているとはいえないが、そこそこではあること。逆に失点から見ると、タイガースの投手陣は、一般に流布しているイメージほど傑出はしていないということ。
讀賣は、潜在力では広島と首位を争えるレヴェルにあった。しかし、この2者対決では、圧倒的に負け続けたことが、シーズンでの結果に影響しているだろう。しかし今年の大補強と丸の移動など考えると、2019はおそらく首位争いに絡んでくるだろう。

すべてのボールパークが同一規格で建設されていたら、タイガースの最下位はなかった。しかし、これも歴史的Ifの一つだろう。

歴史的IFは、現実の世界では意味を追求されないが、もし将来への対策を考えるなら、もっと真剣に吟味されてよいと思っている。
そして、本当に、パークファクター上打撃が不利なパークを本拠とする球団が、守りを重視することが、勝てる戦略なのかも。

http://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-2567.html



[20] XR27から見た盗塁評価

投稿者: USA 投稿日:2019年 2月28日(木)19時14分22秒  返信

さて、いよいよシーズンも始まった。今年のタイガース、何処まで行けるか?

木塚など、新しい選手が台頭する予感もある。江越・・・今年こそ一軍に定着できるか?
希望の時期。

そこに水を差すようで申し訳ないが、現首脳の盗塁へのアプローチについて一言申したい。

まず、メディアで読んだが、広澤氏と矢野監督が、対話していて、広澤氏が、「阻止率からみても、6割は成功が保証されているから、積極的に走るべき」と述べたという。
残念なことに、何故か日本では、盗塁が、どれだけ「得点」を生むかという基本的な考察がなされていない。

盗塁とはどういう行為か?
例えば、無死1塁における得点期待値は、日本のデイタを使うと(URLを下に出す)
0.807

盗塁が成功すると、無死2塁になるから、1.059になる。
失敗すれば、一死走者なし、0.233

成功率をYとすると、
Y*1.059+(1-Y)*0.233=0.233+0.826*Yが、盗塁後の期待値。
これが、少なくとも最初の無死一塁の0.807を上回らないと、盗塁のゲインはない。
この答は、Y=70%だ。

70%なら、60%と差がない?70%で初めてプラスマイナスゼロ。
せっせと走って、70%の成功率で、ゲインゼロということが、本当に意味があるかどうか、よくよく考えてみないといけないんじゃないだろうか?
XR27という式がある。

バッターが打席に立った時起こり得るすべての事象に「加重評価(それぞれの行為、例えばヒット一本が、何点)」という係数を与えて、打者、ティームの得点を計算する式。
XR ? Extrapolated Runs = (.50 × 1B) + (.72 × 2B) + (1.04 × 3B) + (1.44 × HR) + (.34 × (HP+TBB-IBB)) + (.25 × IBB)+ (.18 × SB) + (-.32 × CS) + (-.090 × (AB - H - K)) + (-.098 x K)+ (-.37 × GIDP) + (.37 x SF) + (.04 × SH)

ここで、盗塁がどう評価されているか見てみよう。
(.18 × SB) + (-.32 × CS)

盗塁一個当たり、ゲインは0.18点、失敗一個あたり、ロスは、0.32点。

これを基に、損得分岐点を計算してみられたい。大体上と同じになるだろう。

これを基に、昨年のタイガースファームの盗塁による得点を計算してみると、
163盗塁、84盗塁死なら、29.34-26.88=2.46
成功率65%。
これが、現実のゲイン。シーズン通して、3点にも満たない。

昨シーズンのセリーグの盗塁成功率とゲインは、

阪神      0.785     7.14
讀賣      0.735     3.94
ヤクルト    0.701     2.96
広島      0.660     1.42
DeNA      0.657     0.94
中日      0.616     -1.18
と、実はタイガースは、効率のよい盗塁で、年間10点ほどを稼いでいる(が、打によって得られる得点に比べて微々たるもの、まあマスコットガールぐらいのゲインか?)

積極的な盗塁が、ベンチのムードを鼓舞し、攻撃力を挙げるというのは、ありえないことではないだろうが、まあ精神論。
むしろ、ベンチが作戦に酔って、大局を見失わないことの方が大事に思える。

広島のシーズンでの盗塁策は、実はほとんどゲインのない結果に終わっている。
なのに、日本シリーズで、甲斐という強肩捕手に出会って、うろたえた。無駄に相手に名を成さしめた(甲斐の見事な成果に水を差すつもりはない)。
盗塁などしなくても、シーズンも全く関係なく勝てていた実力を出し切れなかったのではないか?
誰かが適切なアドヴァイスをして、切り替えていれば結果が変わっていなかったとは言い切れないと思う・・・







https://1point02.jp/op/gnav/glossary/gls_explanation.aspx?eid=20013



[19] セイバーメトリクスとは_私論

投稿者: USA 投稿日:2019年 2月28日(木)18時36分52秒  返信

おそらく、一般の印象としてセイバーメトリクスとは、打、投、守備の基本スタッツ(情報)を基にして、不思議な数式を組みたて(例えば、FIP=(13*HR+3*(HBP+BB)-2*K)/IPのホームランの係数13なんてどこから出て来るんだ?と私などは最初に見た時思ったもの・・・・)易者よろしく黙って座ればぴたりと当たる・・・・
そういうものだろう。
確かに、セイバーは、野球の行動結果を具体的に数値化し、得点獲得の目安にしてみたり、選手間の能力の差異を測定してみたりと、野球解析に革命を起こした。
私自身の見方は、セイバーをもって初めて、野球は科学になった(いわゆる技術論は科学ではない。なぜなら検証可能性が全く担保されていないから)と思っている。

しかし、科学者の端くれとして、公理(数学における公理とは、何故そうなるかを問わず、我慢してそれを受け入れてくれというものだと、高校の数学教師の一人が教えていた。それは正しい)のように与えられた式を見てあれこれ言う前に、何故その式が得られたかという過程を追試しないで、「盲信」することはできない。

最初のOPSの再考も、OPSが作られた時代と現代では、野球の質が変わっている(明らかに投打、守備のバランスが変化した)(ゲイム進行上、投手継投策が大きく変化して、後半は勝ち試合と負け試合では、まったく違った能力の投手が登場している)ことから、本当に現在の係数が最適値(もちろん、打率:Iso P:Iso D=2:1:1という割り切りの良い数字にまとめているから、最適地である筈はない)を保証し続けているのか?という疑問を実践してみたもの。
次の、打撃スタッツの素・分析も、例えばXR27を指標として考える上で、本当に我々は、「独立」した「素」な要素を取り扱っているのか?更にXR27を離れて、それぞれの打撃結果のうち、いくつかをコントロールしている、もっと根底な要素が存在するのではないか(そんなものが見つかれば、打者の能力解析、打者対投手、打者対守備陣の対決を左右する見えない要素の発見につながるかもしれない)という疑問を追及するため。

今の段階ではまだ何も見えてこないだろうが、もう少し辛抱して付き合ってほしい。

私の見るセイバーメトリクスとは、応用・実用の場であると同時に、まだまだ新しい発見・創造が可能な場でもあると思っている。



[18] Re: やや蓋然性の低い連関について

投稿者: USA 投稿日:2019年 2月28日(木)09時25分1秒  返信

もう少し、トリヴィア分析を続ける。

この相関図の左半分は。一応系統をなしているが、それぞれの要素の相関もまばらで、しかも、相関されている要素同士が、え?と思わせるものが多い。

おそらくこれには理由があって、積極的な相関よりも、「Elimination、除外」されたもの同士を、コンピュータが結び付けているという印象を禁じえない。
例えば、3塁打と三振とが、一つのグループとされているが、これは必然性が今のところ不明。

今回の試行では、2018年のデイタを使った。まず最初にすべきは、2017、2016と遡って同じ相関があるかどうかを確認すべきこと。

もともと今回のものは試行錯誤的で、使ったスタッツにも改善を加えるべき観測がすでになされた。
それらを取り入れた後、もっと網羅的に過去10年とか、20年のデイタセットを基に、同種の分析を加えることで、理解がより前進する。

さて、これは本当かなと思えるのが、盗塁数と盗塁死との相関。
逆の側から見れば、盗塁阻止という行為が、一定の頻度で観察されている以上、盗塁死が、一般則として、盗塁数に比例して生じることは、納得できる。

盗塁における、利害損失点が、70%前後であることを考えると(これは、得点期待値 Run Expectancy Tableから、導かれる)おそらく盗塁という戦術は、一般則として、「リスクが大きい割にはゲインが少ない」と判断せざるを得ないだろう。

あくまで、個人のスキルとして、成功率80%を超えるようなランナーにのみ許された、特殊戦術ということになろうか・・・



[17] ヒートマップ(クラスター)解析_続

投稿者: USA 投稿日:2019年 2月27日(水)12時15分3秒  返信

さて、前々稿で紹介したヒートマップ。

縦上方に、様々な野球スタッツ(セイバー的なものも含めて)同志の相関が表示されているが、
右側を見るとティームの名前が出ていることに気づくだろう。

もちろん、MLB30ティームの、それぞれの項目を標準化し、クラスター解析(とは、要するに多次元相関分析)しているのだが、同時にティーム同士の相関も出てくる。

つまり、2018年度、どのティーム同士が比較的似かよった打撃成績を上げていたかということ。
もちろん、ティームの相関系図も表示されているのだが、スペイスの制約上、添付する時、それは省いておいた。

ティームも、2つの群に分かれているように見える。

嫌いな言葉だが、上部にいる「勝ち組」と下部にいる「負け組」

例えば、この解析、弱点を把握、補強の参考にすることもできる。



[16] Re: より、網羅的な分析へ

投稿者: USA 投稿日:2019年 2月27日(水)12時09分7秒  返信

> さて、そのAir-ball Revolution的分析をするなら、どうしても必要なのが、GO/AO (ゴロとフライのアウトの比率)。
> これは、NPBの公式デイタベイスにはない。

この部分少し補足をしておく、
この指標、
民間のデイタサイトに、落ちていることがある。
ただ、その場合、信頼性がどれ程であるかわからない。

NPBのデイタサイトのそれは、一応公式記録。
AO/GOは、試合の一部始終を録画した映像が必要なスタッツ。
信頼性のある評価は、デイタレヴェルでの信頼性が確保されていないと、覚束ない・・・・

NPBがMLBに倣って、こういうスタッツも公表してくれることを望みたい。



[15] Re: より、網羅的な分析へ

投稿者: USA 投稿日:2019年 2月25日(月)19時05分45秒  返信

少しトリヴィア的に。

最近、Air-ball Revolution(フライボール革命)というコンセプトが、日本にも伝わってきている。
色々と誤解があって、例えば、「守備シフトに対抗するため」とかいう説明も見たことがある。

これに関わらず、いわゆる野球OBが書いているコラムには、それゆえの限界があって、選手の目からみたら、どうしても具体例を求めたり、理由付けが必要になる。これは仕方がない。

しかし、例えば、Air-ball Revolutionを導いたのは、先に理由があってのことではない。
ビッグデータ解析という言葉が、時折インターネットなどに出てくるだろう。

要するに、先入観を排して、存在するすべてのデータ(膨大な数)を処理速度の超高速なコンピュータにあるアルゴリズムをかけて分析させて、無から傾向を見出すというアプローチ。
こうして、ここ数年の守備キャストのデータを処理したところ、野球の根本ともいえる、守備陣形(内野と外野、あるいは外野後方)の合間にボールが飛ぶと、飛躍的に安打の確率が上がるスポットがあることが判明したということ。
そして、更にその条件を分析すると、打球の初速と射出角とが、一定の値を満たすとき、最も確率が上がるという事象が見えてきた。
これが、Air-ball Revolutionの根底の概念。

同じことが2番打者の重みについても言える。ある野球選手OBのコラムでは、MLBでのトラウトの例、そしてバント戦法との関連(というのは、選手にとっては、現実から想定できるストーリーだろう)から、論評していたが、そうではなく、これは打順サイミュレイションの結果明らかになった可能性。
打線を構成する打者9人を、それぞれの打撃成績だけを考慮して、どの順番で並べたら最大の得点が得られるか?というアプローチで
OPSなりが大きい打者を、1,2,4に配置することが最大値を可能にするという答えが常に出てくる。

そもそも、3~5に同様の打者を入れるという事は単に経験則であって、それを最適化した結果が、1,2,4強打者打線で、2番打者最強論というのも、あまり意味はない。
どちらかというと、1,2,4のなかで、2番にもっともOPSの高い打者を入れれば得点は最大値を示すことが多いが、それより大事なのは、1,2,4配置というアイディア。
2番最強論だけが独り歩きしても意味はない。まして、MLBは強打者が多いが、NPBでは、強打者が少ないから2番はバント打順などという論説には全く意味がない。
どんな陣容であっても、その中での最強の3人を1,2,4に入れるのが得点のために最適というだけのこと。

さて、そのAir-ball Revolution的分析をするなら、どうしても必要なのが、GO/AO (ゴロとフライのアウトの比率)。
これは、NPBの公式デイタベイスにはない。
以前、ではそれを類推できるスタッツはほかにないかと分析してみたが、結果がでなかった。

今回の結果では、AOとSF(犠牲フライ)とが、系図の上で群れになっている。そのこと自体は、言われてみればなるほどということになる・・・
が、両者の関係はそれほど緊密でもない。実際ヒートマップを見てもらえば、かなり乖離していることも明らか。
だから、犠牲フライ数で、その球団の打撃におけるフライボールの比率を推定すると、誤差も増えそうだ。

まだまだ試行錯誤は続く・・・・



[14] Re: より、網羅的な分析へ

投稿者: USA 投稿日:2019年 2月25日(月)18時50分52秒  返信   編集済

では、この図表の説明。

赤いドット、緑のドットは、それぞれの項目に関して、MLBの各球団が、優秀な値(MLB球団という集合のなかで、偏差値が高い)と赤、
低いと緑になるようになっている。黒は、中間ということ。
これをヒートマップ(熱地図?)と呼称している。


グラフの上部に、入力されたスタッツがある。
左から、3B(3塁打)、SO(三振)、IBB(敬遠)、SAC(犠打)、SB(盗塁)、CS(盗塁死)、GO(ゴロアウト)、 GOAO (ゴロアウトと飛球アウトの比)、
HBP(死球)、GDP (併殺打)、HR (ホームラン)、R(得点)、RBI (打点)、OPS (OPS),SLG(長打率)、TB (累積塁打数)、XBH (2塁打以上の累積塁打数)、BB(四球)、
NP (投じられた投球数)、OBP (出塁率)、PA(打席数)、SF(犠牲フライ)、AO(フライアウト数)、2B (2塁打)、H(安打(、AVG (打率)

この系図には、納得できる箇所とそうでない箇所があって、まさに、Work in Progress(試行錯誤中)の解析ということになる。

好きにでよりプロトタイプの解析を出した時には、尚早ではというコメントも見た。
サイエンスは、まとまった結果を出来上がったストーリとして示すことだけが大事なのではない。
むしろそういうのは、「総説(Review)」となる。
その思考のプロセスが、論文として発表される。
最初から結論が分かっていることは、研究の対象ではない。
解釈が、後から見て間違っていることもあるが、それは何も問題ではなく、それを科学界全体が検証し、検証の結果過ちが明らかになれば訂正されてゆく

何故そうなるのだろうということを一人でなく、集団で考えてゆくという事も大事だと思う。

さて、脇道にそれてしまった。
ここで、非常に納得ができるのが、
得点、打点、OPS, SLG(長打率), TB(累積塁打)、XBH(累積塁打、2塁打以上)が、非常に緊密な群れと規定されていること。

特に、SLGと累積塁打とは同じもの、累積塁打/打数=長打率なのだから。
長打率とOPSとが、相関で、92%を示すことは前に触れた。両者は関係の深いセイバー値。
そして、これらと、得点打点との間に緊密な相関があることは、定義上明らか。

そもそも、SLGとかOPSとか、TBというのは、打者の生のスタッツではなく、加工されたもの。
それは、本来この分析から除外しておくべき(せめて構成因子であるIso Pとか、Iso Dとか、打率という形で入れておくべきもの)だが、元のMLBのデイタベイスに独立した項目として加えられている(それだけ、読者に興味が大きいスタッツだということだろう)から、

当然、次の分析ではIso P、Iso Dと入れ替えた上で見るべき・・・だが、Iso Pは、XBHと基本同じもの(XBH/打数=Iso P)。Iso Dは、BB(四球/打数)。

Iso Pそのものと、得点とは、相関がそれほど高くないことは、OPSを加工した時に見えたこと。
この系図をみても、Iso Pと相同のXBHは、得点関係スタッツ群とは、やや距離を置いてマッピングされている。

ということで、まず得点と関連するスタッツが、予想通りクラスター(群)化された。



[13] より、網羅的な分析へ

投稿者: USA 投稿日:2019年 2月25日(月)03時05分43秒  返信   編集済

さて、OPS改善策は、竜頭蛇尾に終わってしまった(苦笑)。
少し話題を転じてみよう。

打者が、打席に立って、その結果起こりえる事象は相当限られている。

単打、2塁打、3塁打、本塁打、四球、死球、敬遠、三振、犠打、犠飛、凡打、併殺打・・・

これが、打撃関係のデイタベイスの基本項目だろう。

ところで、それぞれの結果は、どの程度独立しているのか?
連関はないのか?例えば本塁打の数と2塁打の数とは、相関するのか?

前稿でとりあげた、打率とIso P, Iso Dとの独立性は、必ずしも打撃スタッツのそれではなく、打撃スタッツを組み合わせて作るセイバー的評価式(それは、例えば得点の指標になるとか、ゲームの進行や結果と連関する、「意味」を持ってくる)だったが、その元になるそれぞれのスタッツ・要素をもう少し掘り下げてみると何か面白いものが見えて来るかもしれない。

そこで、再び統計分析の手法である、「クラスター解析」技術を応用してみよう。
クラスター解析とは、ある現象が、多数の因子で制御されているとき、それぞれの因子がどのように連関し、それが、複数同じような挙動を示すとき、結果として元のシステムがどのように変化するかを分析する手法。
何のことか、皆目判らない(笑)。

医学的な応用を例にとろう。
人間の細胞内には、大体20000個ほどの遺伝子がある(たったこれだけ)。そして、ある細胞の状態で、それぞれの遺伝子のオンオフが決まっている。その中には、同条件で、オンになる遺伝子群がある。どれとどれが、群れに属しているか?同じことを野球のスタッツでも考えてみるということ。本塁打の数と2塁打の数は、同じグループに属するのか?

遺伝子の場合だったら、例えば、A, C,  G, M, X, がそろってオンになると、細胞の性格が変わるかもしれない。

一つの例が、ノーベル賞の対象になったiPS細胞。
体内のどこから細胞をとっても良い。Oct3, Klf4, C-myc, SOX2という4つの遺伝子を強制的に発言させれば、あら不思議、幹細胞(そこからすべての細胞、あるいは組織、そして生物そのものを再構成できる根源的細胞)に転換されてしまう。
同じように、すべてのタイプの細胞を規定する根源的な遺伝子の組み合わせが存在する。

あるいは、遺伝子の異常発現は、人間の病気のもとになる。

野球のスタッツの場合なら、ある組み合わせのスタッツが上昇すると、ティームの得点力が上昇するかもしれない。逆に、それが投手スタッツなら、失点が増えるのかもしれない。

そういう分析は、前稿のように、予め目星をつけた対象だけで相関を見るやり方では追っつかない。
もっと網羅的、ランダムにすべての対象の挙動を一瞬で視覚化できるトゥール(道具)が必要だ。


それが、クラスター解析。

まず、2018年のMLBのティーム別打撃成績を基に、クラスター化を試みたものを示す。


分析結果の詳細は後で

図の上に示されている系図のようなものが、打撃スタッツそれぞれの「姻戚関係」
系図の縦の線が短いと、その関係は深い。

そして、大まかに、左と右の2つの「群」が導き出されている。
右の群れはどうやら得点と関係の深いスタッツ。
左の群れは、得点ではなく、打撃の別の面と関連しているらしい。

まずはこのぐらいにして・・・



[12] Re: NPBに適したSuper OPSを計算してみよう_5

投稿者: USA 投稿日:2019年 2月24日(日)09時43分48秒  返信   編集済

これまでのところ、

4,2,3つまり、2,1、1.5という、OPSをほんの少し詳細化した数字が出てきたが、向上はわずか、せめて、相関が、0.95~98ぐらいを目指していただけに、徒労という感じもないではない(苦笑)。
それで、刻みを少し大幅にアップさせ、Aを100として、Bを40~60ぐらい、Cも40~60ぐらいで振って最適化を試みる。

まず、100:50:75(つまり、2:1:1.5)の近傍で、Cを変化させての最適値は、
100:50:70で0・9221だった。

ここで、Bを動かすと、100:40:70は、0.9224と少し上昇する。フム・・・・
100:30なら、56が最適値、しかし0.914にすぎない。

100、41,62で、0.9237どうも、飽和値に近付いている印象もあるが・・・もう少し検討してみよう。

ということで、この周辺での最適値は、100:43:64で、0.924が最適値だった。
やや不満が残るが・・・
OPSに比べてやや、Iso Pが少なめIso Dが多めの数値。

日本野球における長打より選球眼の重要性を意味する・・・といってもOPSより予想正確度で、1%ぐらいの向上に過ぎないかな。
打率、Iso P、Iso Dを見ることで、打者が出塁する際に、選べるオプションがほぼ尽くされているといってよい。
しかし、得点予想率97%ほどを達成できていない。

何かまだ、打の内容として見落としている要素があるのだろうか??

打でないとしたら、走塁の要素かな?






[11] Re: NPBに適したSuper OPSを計算してみよう_4

投稿者: USA 投稿日:2019年 2月24日(日)09時14分18秒  返信   編集済

1,2,1~5
1,3,1~5
1,4,1~5
1,5,1~5
は、いずれも0.8を超えない低調な数字だった。

3,1,1~5では、3,1,2が0.917
3,2,1~5では、3,2,2が、0.906
3,3,1~5では、3,3,3、(=1,1,1)で、0.871
3,4,1~5では、3,4,4が、0.838
3,5,1~5では、3,5,5、で0.812

4.1.1~5では、4、1,2が0.9025

4,2,1~5では、4,2,3が、0.922と、現時点での最高値をマーク。

4.3.4が、0.896
4,4、4と5は、0.871(1,1,1とほぼ同じ)
4.5,5が0.845

ということで、この125通りの最高値は、4,2,3 0.922

これは、1~5(という事は、対応するほかの数字をほぼ0.2刻みで見ているということになる)という分割法ではまだ、最適地を見いだせておらず、
意外(個人的)なことに、係数にかなり敏感に応答する数式かもしれないということだ。

これは面白い発見。
従来同じことを試みた時、もう少し相関係数は大きく、係数に対する応答が鈍感だった印象があったから・・・









[10] Re: NPBに適したSuper OPSを計算してみよう_3

投稿者: USA 投稿日:2019年 2月24日(日)09時00分46秒  返信

では、次に、Aを2としてみる。

いきなり、OPSが出てくる。

2、1,1、(OPS)  0.91
案外低いね。これなら、SuperOPSが定義できるかもしれない・・・

2,1,2 0.912
2、1,3 0.865
2,1,4 0.798
2,1,5 0.728

この組から、OPSを破って、2,1,2の方が微妙だが、決勝ラウンド進出。
この組での最適値は、再びIso Dを大きくし過ぎない側にある、1と2の間にありそうだ。
2,1,1.5に対応する、4,2,3という組、面白そう。


さて、網羅的に、
2,2,1~5 を調査してみよう。

2,2,1  0.853
2,2,2、 0.871(これは、先出の1,1,1と同じはず、そして同じ(ホッ)
2,2,3  0.865
2,2,4  0.842
2,2,5  0.808

この組から、2,2,2が選出。1,1,1、と同じなので、新規ではない。

2,3,1~5は低調。2,3,3、が0.824で進出。
2,4,1~5もそれほどではない、2,4,4、が、0.792
ただ、Iso Pの関与を大きくするにしたがって、Iso Dが高い方が数値が上昇する。
強打と出塁のバランスが求められるという直感的な予想が、数値に支持されているのは面白い。


2,5,1~5の組だと、2,5,5が最大、しかし、0.79どまり。

この25個からの勝者は、2,1,2で、0.912、

もう少し高い組み合わせが出て来る筈、0.97ぐらいは欲しい。








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